カメラ・レンズ・関連製品

登山で使うおすすめのレンズについて徹底解説!

投稿日:

登山用にレンズを選んでいるけれど、どれを選択したらいいか悩んでいませんか?

今回は登山用のレンズとしてどのようなレンズがあるのか、どのような組み合わせがいいのか、ということについて解説していきます。

本記事はAPS-C一眼とミラーレス一眼向けに書かれています。

スポンサーリンク

1.登山のレンズのおすすめは?

1-1.基本は超広角レンズがいい

木曽駒ケ岳

登山では広大な自然を撮りたい場面が多くあります。この写真は長野県の木曽駒ケ岳で撮った写真です。超広角レンズで撮影しました。

超広角レンズであればかなり広い範囲を撮影することができるので、山頂での雄大な自然を撮影するのに向いています。

超広角レンズが活躍するのは、森林限界を超えたあたりや展望台からの眺めなどの見晴らしのいい場所での撮影です。見たままの感動をそのまま撮影することができます。

おすすめレンズ

・Canon純正

CanonであればEF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STMが良いでしょう。性能はやや劣りますが、重量は240gと非常に軽く価格も手ごろに入手可能です。

・Nikon純正

NikonであればAF-S DX NIKKOR 10-24mm/f/3.5-4.5G EDがいいと思います。重量は460gです。価格がやや高価なのが欠点です。

中古価格が下落傾向ですので、中古品もチェックしてみるといいと思います。

・シグマ

シグマのレンズであれば10-20mm F3.5 EX DC HSMがいいでしょう。重量は520gです。

他のレンズと違いズーム全域でF3.5を実現しています。やや暗い場面でも綺麗に撮ることができるのが特徴です。夕日や朝日を綺麗に撮影することができるレンズです。

・オリンパス(ミラーレス)

オリンパスのミラーレス一眼であれば、M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6が軽くていいです。重量は155gです。

1-2.サブに単焦点レンズを持つ

単焦点レンズ

超広角レンズの次におすすめなのは単焦点レンズです。単焦点レンズの特徴は次の3点が挙げられます。

  1. 暗いシーンに強い
  2. 背景ボケが得意
  3. 軽くて安い

超広角レンズは暗いシーンと背景ボケが苦手です。その弱点を補うように登山では単焦点レンズをサブとして持っていくといいでしょう。

単焦点レンズは『作品として撮る』ということが得意です。超広角レンズでは全体をおさめるように撮り、単焦点レンズで印象的な写真を撮れるように使い分けるといいですね。

単焦点レンズでは幅広い範囲を撮るのでなく一部を切り抜くように撮るのがコツです。

おすすめレンズ

・Canon純正

Canon純正レンズであればEF50mmF1.8STMが定番です。比較的寄ることができるためお花の撮影にも向いています。コスパもいいですね。APS-Cですと少し望遠気味になってしまうのが弱点です。重量は160gです。

・Nikon純正

Nikon純正レンズであればAF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8Gが定番のレンズです。軽くて純正の安心感があり人気が高いです。重量は200gです。

・シグマ

シグマのレンズであればArt 30mm F1.4 DC HSMが人気です。重いのが弱点ですが、F1.4という明るさと画質は上記純正2本のレンズの性能を上回ります。重量は435gです。

・オリンパス(ミラーレス)

オリンパスのミラーレス用レンズであればM.ZUIKO DIGITAL 25mmがいいでしょう。重量は135gで軽量です。

 

1-3.お花を撮るならマクロレンズ

お花はマクロレンズ

お花を撮るのであればマクロレンズが一本あるといいでしょう。上で紹介した単焦点レンズと機能的に似ている部分があるため、マクロレンズを持っていればマクロレンズ一本でもOKでしょう。

管理人は風景をメインで撮ることが多いのでマクロレンズは山へは持って行ったことはないですが、お花が好きな人は是非持っていきたいレンズですね。

・Canon純正レンズ

EF-S35mm F2.8 マクロ IS STMが軽くて扱いやすいです。重量はなんと190gで気軽に持ち運べるのが大きな利点です。

・Nikon純正レンズ

登山にはAF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8Gが向いています。重量は235gで軽快なレンズです。

・シグマ

シグマにもマクロレンズの取り扱いはありますが、重い製品が多くおすすめできるレンズはありません。マクロレンズは純正がいいでしょう。

・オリンパスのミラーレス用レンズ

M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macroが人気です。焦点距離も扱いやすくて風景撮影にも使いやすくていいですね。重量は128gです。

お花や小物に特化するのであれば、M.ZUIKO ED 60mm F2.8 Macroもおすすめです。焦点距離が長いため少し風景には向いていないため注意が必要です。重量は185gです。

 

1-4.雷鳥などの野生生物は望遠レンズ

登山に行くときに雷鳥などの野生生物を撮りたい場合は望遠レンズがあるといいですね。山小屋で荷物を降ろして雷鳥を探しに行くようなときに付けておきたいレンズは望遠レンズです。

【動物別おすすめ焦点距離まとめ】

動物名 焦点距離(フルサイズ換算)
ライチョウ 50~450mm以上
野鳥 450mm以上
リス等の小動物 450mm以上
シカ類 100mm以上
サル類 100mm以上

登山で遭遇しやすい動物を撮影するのに必要な焦点距離をまとめてみました。

ライチョウは気まぐれで非常に遠くにいたり、一般登山者と同じように登山道を歩いていたりします(笑)北アルプスの双六岳に登ったときは1mくらいまで近づいてきたことがあります。そのためある程度ズームの幅があるレンズがいいでしょう。

野鳥やリス等の小動物は非常に臆病な動物ですので、450mm以上の焦点距離のレンズを用意した方がよさそうです。撮影難易度は高めですが、狙えば十分対応可能です。

シカやサルは意外と近寄っても逃げていかないです。サルはこちらから近づくと威嚇してくる場合もあるため撮影する場合は少し遠くから狙ったほうがいいでしょう。シカは2,3mくらいまで近寄ってみたことがあるのですが、特に害はなさそうでした。(自己責任でお願いします笑)

・Canon純正レンズ

EF70-300mm F4-5.6 IS II USM

やや重いですが、オートフォーカスが高速でライチョウなどの野生動物に十分対応可能です。

焦点距離も換算480mm相当で十分な望遠性能です。重量は710gです。

・Nikon純正レンズ

AF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VR

焦点距離は換算450mm相当に対応している望遠レンズです。重量は450gでCanonの望遠レンズよりも軽量で軽快な撮影ができます。オートフォーカスも高速で素早いです。

・シグマ

シグマの望遠レンズは安価なレンズは手振れ補正がない点、高級なレンズは重量に問題があります。登山で扱いやすい望遠レンズはなさそうです。望遠レンズは純正レンズの方がいいでしょう。

・オリンパスのミラーレス

M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II

焦点距離は換算600mmまで対応している超望遠レンズです。重量は420gです。ライチョウなどの野鳥撮影には最適なレンズです。

 

 

1-5.万能なのは高倍率ズームレンズ

高倍率ズームレンズは万能

登山で複数のレンズを持ち運ぶのに抵抗がある人も多いと思います。山で複数のレンズを持ち歩くのは重くて不便です。また、レンズ交換を行う際にレンズを落とすなどしてレンズを壊してしまう可能性もあります。レンズ交換時はゴミの混入の問題も発生します。

そこで登山では高倍率ズームレンズを付けている人も多くみかけます。高倍率ズームレンズの特徴は次の通りです。

  • レンズ交換不要で広角~望遠まで対応
  • とにかく便利でつけっぱなしOK
  • マクロ機能が付いているレンズもある
  • 画質はやや劣る

どうしてもレンズ1本で風景や野鳥、お花まですべてを撮りこぼしなく撮りたいという方にはおすすめです。

・シグマ

Contemporary 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM

高倍率ズームレンズはシグマのレンズが人気です。重量は580gです。シグマのレンズはマクロ機能付きで、広角から望遠まで高画質で撮影することができます。ただ、ほかの専門のレンズよりは画質は劣ります。少し画質を落として便利さを優先する場合はおすすめのレンズです。

 

2.登山でのレンズの組み合わせは?

2-1.軽いレンズがいい

登山のレンズは軽いものがいいです。地上で使用するのと違いレンズを何時間も持ち歩くわけですから軽い方がいいのは当たり前ですよね。

テント泊ではカメラ抜きでも20kg近くの荷物になることもあり少しでも軽量化したいものです。自分の持ち歩く荷物を想定した上でレンズも検討した方がいいでしょう。

2-2.1本選ぶなら超広角がおすすめ

登山でレンズを1本だけ選ぶのであれば、超広角レンズを持っていきます。登山へ行くときに色々なレンズを使いましたが、一番出番が多いのが超広角レンズでした。野鳥やライチョウの撮影はほぼ諦めなければいけませんが、最も出番が多いのは事実です。

登山する理由は様々ですが『雄大な自然を見たい』という方がほとんどだと思います。雄大な自然をありのまま撮るためには超広角レンズは最適なレンズでしょう。

実際に登山後に写真を見返すと8割近くは超広角レンズの焦点距離で撮影していました。それくらい活躍する場面は多いです。

2-2.2本持っていくなら超広角と単焦点レンズ(管理人はこの組み合わせ)

レンズを2本持っていけるとするなら、超広角レンズと単焦点レンズの組み合わせがおすすめです。超広角レンズは夕方などの暗い場面に弱い、背景ボケが苦手、という弱点があります。対して単焦点レンズは、暗い場面が得意、背景ボケが得意という特徴があります。このように超広角レンズの弱点を単焦点レンズで補うことができます。重量も軽いレンズが多く気軽に持ち運ぶことができるのも利点です。

私の場合は、標高2000m以下の森林限界を超える前は単焦点レンズを装着することが多いです。背景ボケを活かした印象的な写真を撮ったり友人の写真を撮ったりします。芸術的な一眼らしい写真が撮れるレンズとして重宝しています。

反対に標高2000mを超えて森林限界を超えるような場所や山頂などの見晴らしがいい場所では超広角レンズに付け替えて撮影することが多いです。

2-3.3本以上は重量的に厳しくなってくる

登山のときに一眼のレンズを3本以上持ち歩くのには重量的に厳しくなってきます。シチュエーションを考えると色々なレンズを持ち歩きたくなりますがやめておいた方がいいでしょう。

例えば『超広角+望遠+マクロ』を持ち歩くと重量は1kg近くになってしまいます。下手すると1kgを超えることになることもあります。重量オーバーは登山では滑落などのリスクを伴います。贅沢に全部を撮りきろうと考えるのではなくて撮ることを諦めるということも時には重要です。

さきほども紹介した通り私は『超広角レンズ+単焦点レンズ』という組み合わせでいつも登山にでかけます。この組み合わせですと、どうしてもライチョウなどの野鳥を撮ることが困難です。ですが、ライチョウなどの野鳥を見つけたら撮るのはきっぱりと諦めて目に焼き付けますw

2-4.友人と事前にレンズの打ち合わせもするといい

もし、一緒に登る人がカメラを持っていくのであればどのようなレンズを持っていくのか確認するといいです。例えば一緒に登る人がダブルズームキットを持っていくようであれば、望遠はお任せして超広角に専念してもいいかもしれません。

なるべく友人が撮らないであろう写真を考えながらレンズを選ぶのも一つの手です。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
一眼レフやミラーレスのレンズのレビュー記事作成者様を募集しています。
お持ちの一眼レフ、ミラーレスのレンズのいい点、悪い点をレビューしませんか?レビュー記事募集ページからご連絡いただければ幸いです。

-カメラ・レンズ・関連製品

Copyright© デジタル一眼レフカメラ初心者入門講座のあおぞらレフ , 2017 AllRights Reserved Powered by AFFINGER4.