おすすめのレンズ

結婚式のレンズ選びはどうする?10回以上写真撮影してみてわかったこと

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結婚式のレンズ選びはとても悩ましいものがあります。今回はゲスト参加としての結婚式のレンズ選びについて記事を書いてみました。

メインカメラマンとして撮影したこともありますし、ゲストとしても撮影したことがあります。皆様の参考になれば幸いです。

 

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結婚式のレンズ選び。焦点距離はどれがいい?

結婚式のレンズ選びですが、1本で全てを賄うのは不可能です。ある程度割り切る必要があります。

そういう点を踏まえた上でどういったレンズが最適なのかを解説していきます。

超広角レンズ →室内で威力を発揮

おすすめ度:☆☆

  • 室内全体を余すことなく撮影可能
  • 集合写真に強い
  • 望遠が不足しがち
  • アップで撮影ができないため適宜移動が必須

超広角レンズは室内で威力を発揮します。式場の雰囲気全体を確実に抑えておきたいときに有効です。

集合写真の撮影の際にも超広角レンズは役に立つでしょう。

ただし、望遠が不足しているためアップでの撮影が困難です。

  • 美しいチャペルを撮りたい
  • 集合写真を撮りたい

といった場面で役に立ちそうです。

50mm単焦点レンズ →集合写真でやや難あり。立ち位置が命

おすすめ度:☆☆☆

  • 画質が良い
  • 背景ボケが美しい
  • 新郎新婦をメインに撮りたい
  • 集合写真では端の人が写らない場合がある
  • 立ち位置が大切で移動することが前提

50mm単焦点レンズは画質が際立って良く背景ボケが美しいのが特徴です。チャペルでの撮影、披露宴での撮影で幅広い撮影に対応可能です。

ただ、ズーム機能がないため集合写真では端の人が写らなかったり、どうしても広角側が足りなくなる場面が多いです。

また、望遠側も不足することが多く、チャペルでのアップの撮影は不可能と言えます。

 

85mm単焦点レンズ →難易度は非常に高いが決まれば強い。一撃必殺型

おすすめ度:☆

  • 画質が良い
  • 背景ボケが際立って美しい
  • 2名以下の人物を撮りたい
  • 集合写真は諦める

85mm単焦点レンズは中望遠に位置づけられるため、集合写真の撮影はほとんどの場合は不可能と言えるでしょう。85mm単焦点レンズのみでの撮影は困難を極めます。

もし85mm単体で撮影を行う場合はサブカメラを持つかスマホで広角側を補助的に撮影する必要があります。

ただし、画質や背景ボケなどは他のレンズでは決してできない異次元の性能ですから究極の1枚を求めるのであれば85mm単焦点レンズもアリかと思います。

超高難易度のレンズである代わりに真のプロフェッショナル向きのレンズと言えるでしょう。

70-200mmF2.8 望遠レンズ →チャペルでは大活躍

おすすめ度:☆☆☆

  • チャペルでの撮影では大活躍
  • シャッターチャンスに強い
  • 集合写真は不可
  • 披露宴ではやや不向き
  • サイズが大きすぎる

70-200mmF2.8は望遠レンズに位置づけられていますが、ズーム機能があるため比較的扱いやすくチャペルでの撮影には大活躍間違いなしです。

フラワーシャワーのシーンなどでは高速連写をうまく使って決定的な1枚を撮ることも可能です。

ただし、サイズが非常に大きいため披露宴では持ち歩くと人にあたったり結婚式場の設備にあたったりと、苦労する場面は多いです。

取り回しに特に注意が必要なレンズです。

F2.8の標準ズームレンズ(おすすめ) →使い勝手が良く万能

おすすめ度:☆☆☆☆☆

  • チャペルでの撮影は無難に活躍
  • シャッターチャンスに強い
  • 集合写真も撮影可能
  • 披露宴でも活躍
  • サイズも手ごろ

F2.8の標準ズームレンズは個人的にはイチオシのレンズです。チャペルの撮影ではやや望遠側が不足することがありますが、基本的な撮影は十分対応可能です。

ズーム機能があるためシャッターチャンスに強く集合写真もばっちり撮ることができます。

サイズも手ごろなため披露宴でも結婚式場の設備に傷をつける心配も少ないレンズと言えるでしょう。

管理人個人的な意見としてはF2.8のズームレンズは一番のおすすめです。

APS-C専用はシグマ17-50F2.8

17-50mm F2.8 EX DC OS HSM1の外観

カメラ本体がAPS-Cであればシグマの17-50mmF2.8がおすすめです。

全域でF2.8で明るく結婚式の撮影には完璧すぎるスペックです。

管理人も所有していて実際に結婚式の撮影でも活躍しています。

シグマ17-50mm F2.8 EX DC OS HSMレビュー

 

キヤノンのフルサイズであれば、大三元EF24-70mm F2.8L II USM

キヤノンのフルサイズであれば大三元のEF24-70mm F2.8L II USMが最強です。全域でF2.8であるのは当然ですが、さらに画質も一線を画すほど美しくその場の空気感も写真に凝縮することができます。

管理人は大三元EF24-70mm F2.8L II USMが欲しいのですが、価格が高く未だに入手できていません・・・。

その他のフルサイズ用レンズは⇒CANONのフルサイズ用おすすめレンズまとめでまとめています。

結婚式の写真撮影の際はレンズフードは外しましょう

余談ですが、結婚式の写真撮影の際はレンズの保護フードは外しておいた方が良いです。

理由は、外れて落とした場合にすごく大きな音がするからです。実は管理人はフードを付けたまま撮影していたのですが、ふとした表紙にフードが外れてしまい落としてしまいました。

しかも落としたタイミングが最悪でシーンとしている場面だったのです。物凄く恥ずかしい思いをしたのと同時に新郎新婦に申し訳ない気持ちになりました。

結婚式の写真撮影の際にはレンズフードは絶対に外しておいた方が良いでしょう。

 

 

【キヤノン編】ブライダルカメラマンのレンズでよくみかけるもの

キヤノンのカメラでブライダルカメラマンが良く使っているレンズをご紹介したいと思います。

ブライダルカメラマンは基本的にカメラを2台持っているため、2本の組み合わせで紹介していきます。

 EF24-70mm F2.8L II USM + EF70-200mm F2.8L IS II USM

このレンズの組み合わせは恐らくブライダルカメラマンの定番装備なのではないでしょうか。

EF24-70mm F2.8L II USMで広角と標準域をカバーできる上に、EF70-200mm F2.8L IS II USMで標準域から望遠域まで余すことなく撮影することができます。

あらゆる状況に対応できる心強い組み合わせと言えます。

EF16-35mm F2.8L III USM + EF50mm F1.4 USM

超広角レンズ+単焦点レンズという組み合わせです。超広角レンズでチャペルや披露宴会場などをダイナミックに撮影できる上に50mm単焦点レンズで芸術的な写真を撮ることもできます。

EF50mm F1.4 USMは価格が安く入手性に優れているのも良い点です。ただ、若干の画質不足とオートフォーカスの遅さが気になるところです。

 

 EF24-70mm F2.8L II USM + EF85mm F1.2L II USM

F2.8の標準ズームレンズと85mmF1.2の組み合わせです。今までブライダルカメラマンの写真を何人か見てきましたが、この組み合わせをしていたブライダルカメラマンの写真が最も綺麗で上手でした。

ブライダルカメラマンはどの位置でどのように撮影すると綺麗に撮れるかを研究しているため、難易度がとても高い85mmF1.2でも問題なく撮影していました。

EF85mm F1.2L II USMはオートフォーカス速度にやや難があるためEF85mmF1.4を使用しても良いかもしれません。

【ニコン編】ブライダルカメラマンのレンズでよくみかけるもの

ブライダルカメラマンの多くはキヤノンを使用していますが、時々ニコンのカメラを使用している人もいます。

ニコンのカメラを使用している人は次のような組み合わせでした。

24-70mm f/2.8E ED VR + 70-200mm f/2.8E FL ED VR

全域でF2.8の標準ズームレンズと望遠レンズの組み合わせです。最もオーソドックスな組み合わせですが、取りこぼしがなく確実に写真が撮れる利点があります。

 

シグマのレンズを使っているブライダルカメラマンはみたことがない

近年ではシグマのレンズが人気を集めていますが、シグマのレンズを使用しているブライダルカメラマンは未だにみたことがありません。

もし目撃したらこちらの記事に追記していきたいと思います。

 

結婚式の写真は超高難易度である

ダブルズームキット

結婚式の写真撮影は超高難易度です。完璧に撮ろうとすると、超広角~望遠ズームレンズと単焦点レンズが必要で失敗が許されません。

結婚式の写真を撮影する上での注意点やコツ、テクニックをまとめてみます。

光の状況が急激に変化する

結婚式の光の状況は急激に変化します。

  • 野外での撮影
  • 室内での撮影

があるばかりではなく、室内での照明状況も刻々と変わります。

  • オレンジ光
  • 照明の変化

などにも対応する必要があります。

例えばいきなり室内の照明が落ちて、スポットライトが新郎新婦に当たったり、プロフィールムービーが流れたりと、とにかく変化が激しい撮影になります。

また、結婚式場の照明がオレンジ光であることも多いことには気をつけておいた方が良いでしょう。

基本的にはホワイトバランスを調節することで何とかなりますが、オレンジ光と太陽光が混ざってミックス光となる場合も多々あります。

こうなると後から修正することも困難です。撮影する際にはミックス光にならない角度から撮影するよう意識をした方が良いでしょう。

被写体が動いている場合も多い

結婚式の撮影の場合、新郎新婦が移動している場合が多くあります。一眼レフやミラーレス一眼の設定をサーボにしたりと状況に応じて変更していく必要があります。

暗いシーンが多い

式場内は基本的には暗いことが多く手振れが発生しやすい状況が続きます。

とにかく時間がない

結婚式はとにかく時間にシビアです。時間に応じて刻々と状況が変りますし、とにかく時間がないといえます。

ブライダルカメラマンの邪魔にならないことが大切

結婚式で写真撮影をする際にはプロの人の邪魔にならないように立ち回ることが極めて大切です。プロの人は仕事で撮影を行っています。プロの人が撮影している前へ割って入ったりすることはやめておきましょう。

ブライダルカメラマンはカメラ2台体制

とにかく難しい結婚式の撮影ですが、ブライダルカメラマンは2台態勢で撮影しています。結婚式の撮影は1台のカメラでは難しいと言えます。

 もし結婚式の写真をメインカメラマンとして撮って欲しいと頼まれたら断るべき

もしあなたが友人の結婚式の写真を『メインカメラマン』として撮って欲しいと頼まれたらよほどのことがない限り断った方が賢明です。

これまで説明した通り結婚式の写真撮影は非常に難しいものです。2人の一生の晴れ舞台で良い写真を撮ってあげたいという気持ちは分かりますが、ブライダルカメラマンに依頼した方が良いでしょう。

ブライダルカメラマンに既に依頼済みでサブカメラマンとして撮って欲しいと言われた場合は、快く引き受けても良いかと思います。

 

完璧な写真よりも手数で勝負した方が良い

一眼レフのアイテム

上記で説明した通り結婚式の撮影はかなり難しいです。熟達のブライダルカメラマンでもかなり苦戦することも多いです。

そのため、僕たちゲストの人は完璧な写真1枚を目指すのではなく手数で勝負した方が良いでしょう。

新郎新婦が欲しい写真を事前リサーチ

新郎新婦が欲しい写真を事前にリサーチしておくと良いです。新郎新婦によって結婚式への思い入れは様々です。

どういった写真が欲しいのか、事前に確認しておくと後で喜ばれます。

お花の写真を撮る

新婦に多いのがお花の写真を撮って欲しいという要望です。テーブルごとにあるお花や、ブーケ、ちょっとした飾りつけのお花などを撮影してあげると喜ばれることが多いです。

ウェルカムスペースの写真を撮る

ウェルカムスペースは新郎新婦の想いが沢山詰まった場所です。ウェルカムスペースの小物類は全て撮るくらいの気持ちで写真を撮ってあげると後で喜ばれることが多いですね。

会場全体の写真を撮る

結婚式場は新郎新婦にとっての大切な思い出の場所です。新郎新婦のアップの写真だけではなく、会場全体の雰囲気の伝わる写真を撮るのも良いでしょう。

家族や友人の写真を撮る

結婚式は新郎新婦二人だけのものではなく、家族や友人たちで作り上げたものです。みなさんの写真を撮ってあげると喜ばれます。

ドレス全体を撮る

特に新婦さんはドレスを全体的に撮って欲しいと思っています。単焦点レンズではドレス全体を撮ることが難しいため、標準ズーム又は超広角レンズでドレスを撮ってあげましょう。

チャペルで望遠レンズを使って撮る際にもドレスが全体的に写っているものは1枚以上抑えておきたいですね。

 

本体の設定はどうする?ストロボ無し版

F値とは?

結婚式のカメラ本体の設定はどうすれば良いでしょうか?個人的なおすすめのモードなどを解説します。

絞り優先モードがおすすめ

結婚式の撮影では絞り優先モードがおすすめです。ボケの量を自在にコントロールすることができるのと、シャッタースピードをカメラに任せることによって失敗を減らすことができます。

集合写真では絞る必要があるため、集合写真では、F5.6~F8前後を目安に絞ってあげましょう。

チャペルや披露宴での撮影は暗いため、なるべく開放に近い数値で撮影すると良いでしょう。

ただ、開放に近いとボケが強く出過ぎる場面も多いため基本的にはF2.8~F4前後がおすすめです。

F1.4前後の単焦点レンズを使用する場合は特にボケがでやすいため注意が必要です。状況によっては開放でも良いですが、ボケすぎて新郎新婦の顔がボケボケだったということにならないように注意しましょう。

⇒絞り優先モードについて徹底解説

ISO感度は自分で設定がおすすめ

絞り優先モード時はISO感度は自分で設定した方が良いでしょう。

  • 晴れている野外 ISO100
  • 曇っている野外 ISO400
  • 室内      ISO800~1600

上記のISO感度を目安に設定すると良いと思います。

⇒ISO感度とは?

結婚式撮影ストロボのテクニック

 

ストロボは直接照射しない

結婚式の撮影では外付けのストロボがあるととても役に立ちます。注意したいのが、ストロボを直接照射しないように気を付けることです。直接照射するぐらいならストロボOFFで撮影した方が良いでしょう。

ストロボは基本的には天井に向けて照射しましょう。ブライダルカメラマンをみているとみなさん天井に向けて照射しています。

これは、天井に向けて照射後反射した柔らかい光を被写体に当てるためで、より綺麗に、自然な写真を撮ることができます。

天井バウンスと言われる、上級者向けの撮影方法です。

天井バウンス時は天井の色に注意

天井バウンスは天井の色に注意した方が良いです。天井バウンスが使えるのは天井の色が白色のときのみです。

天井の色が黒色やオレンジなどだとうまく撮影することができません。

TTL発光がおすすめ

外付けのストロボの設定はTTLがおすすめです。TTLはオートモードのようなものですが、最も失敗が少ないため初心者のうちはTTLで撮影しましょう。

⇒天井バウンスについて(外部リンクStudio9様)

 

結婚式の二次会のレンズは?

結婚式後の楽しみと言えば二次会ですが、二次会でのレンズはどのようなものが良いのでしょうか?

望遠レンズは扱いづらく不要

二次会の会場は結婚式場とは違い狭いことが多いです。そのため、望遠レンズは扱いづらくほとんど出番はありません。

二次会のレンズは標準ズームレンズ1本で十分

二次会のレンズは標準ズームレンズ1本で概ねほとんどの写真を撮ることができます。結婚式会場の撮影と比べるとかなり難易度は優しいため安心して良いと思います。

【拘る人向き】標準ズームレンズ + 50mm or 85mm単焦点レンズが最強

二次会の撮影でもこだわった写真を撮りたいという方は標準ズームレンズに50mmか85mmの単焦点レンズを組み合わせると良いです。

標準ズームレンズで安定的に撮り残しの無いように撮影した上で、単焦点レンズの芸術的な写真を組み合わせることで、メリハリをつけることができます。

当サイトでは一眼レフやミラーレスのレンズを多数紹介しています。よろしければ合わせてチェックしてみてください。

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