カメラ基礎知識

絞り(F値)、シャッタースピード、ISO感度を簡単解説

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一眼レフを購入したけれど、オートモードでしか撮ったことが無いという人は多いと思います。

確かに今のカメラのオートモードは優秀でほとんど失敗写真になることはありません。

しかし、逆に言えばオートモードは『失敗しない無難な写真を量産する』ということにもなります。

思い通りの写真を撮るためには、適切なカメラの設定が必要です。

そのためにもカメラの基本中の基本である、絞り(F値)、シャッタースピード、ISO感度を正しく理解する必要があります。

今回は絞り(F値)、シャッタースピード、ISO感度を簡単に解説していきたいと思います。

この記事を読めば確実にワンランク上の写真を撮れるようになりますよ!

 

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 絞り(F値)とは

絞り(F値)は動物でいうところの瞳孔と同じです。

絞りの大きさを変えることによって光の入る『量』を調節しています。
絞り(F値)の特徴について

絞りを開く(F値を小さくする)

特徴1:背景はボケます

特徴2:光の入る量は増えます

F1.4で撮影したもの。背景はボケる

 

絞りを絞る(F値を大きくする)

特徴1:背景はボケにくくなります

特徴2:光の入る量は減ります

F16にて撮影したもの。背景もくっきり

 

絞り(F値)についてより詳しく知りたい方はF値(絞り値)とは?一眼レフが10倍楽しくなるF値講座!をご覧ください。

 

シャッタースピードとは

シャッタースピードとはシャッターが開いている時間のことです。

シャッターを開いたり閉じたりすることによって光の入る『時間』を調節しています。

シャッタースピードについての解説j

速いシャッタースピード

特徴1:ぶれにくい

特徴2:光の入る時間は短くなる

シャッタースピードが速いとぶれにくい

遅いシャッタースピード

特徴1:ぶれやすい

特徴2:光の入る時間は長くなる

シャッタースピードが遅いとぶれやすい

シャッタースピードについてはカメラ初心者必見!シャッタースピードのかんたん基礎講座!で詳しく解説しています。

 

ISO感度とは

ISO感度はカメラに入ってきた光をカメラの画像センサーが感じ取る度合いのことを言います。

ISO感度の変化についての解説

高い感度

特徴1:ノイズが多くなります

特徴2:光を感じ取る度合いは高くなります

 

低い感度

4.絞り(F値)、シャッタースピード、ISO感度の関係

特徴1:ノイズは少なく高画質です

特徴2:光を感じ取る度合いは低くなります

ISO感度についてはISO感度とは?ISO感度を活用した7つのテクニック!で詳しく解説しています。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

オートモードで撮影ばかりしている方は、今日からオートモードは卒業してみましょう。

最初はとにかく失敗写真の連続かもしれません。

しかし失敗写真を撮ることによって何が悪かったのか、考えるようになります。

すると、絞り(F値)、シャッタースピード、ISO感度についてより理解が深まり、より良い写真を撮ることが出来るようになります!

もしわからないことがあれば、お気軽にお問い合わせ頂ければと思います。

最後に今までの説明を一枚の画像にまとめたものを作成しましたので、是非参考にしてみてください。

シャッタースピード、絞り、ISO感度について

 

次の記事⇒マニュアル撮影のやり方徹底解説

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