複数の友達と旅行に出かけたときや、サークル活動、結婚式、二次会などで集合写真を撮ったことがある方は多いと思います。
でも、集合写真を撮る上でしっかりとしたコツを抑えている人は多くないのではないでしょうか。
集合写真を撮るための設定やポイントを解説していきます。
目次
集合写真は絞り優先モードで撮影
集合写真で重要なのは全員にピントが合っている、ということです。
そこで、集合写真を撮る際は絞り値(F値)をF8にします。
F8に絞ることによって全員にピントを合わせていきます。
もし、F8でシャッタースピードが大きく低下する場合はISO感度を上げることで対応しましょう。
絞り(F値)についてはこちら
絞り(F値)やシャッタースピード、絞りについてはこちら
顔が均等になるように配置する
集合写真を撮影する場合は顔が均等になるように配置します。
例えば9名で撮影する場合であれば、前に5名、後ろに4名というように複数列に分けることを検討しましょう。
その際に後ろの人は、前の人の間に入ってもらうと良いでしょう。
最も気を付けなければならないことは、誰かの顔が見えない状態です。
そのため、全員の顔が見えるか、ということをカメラマンは常に気にかけましょう。
ピントは主役に合わせ、主役がいない場合は1:2の法則で合わせる
ピントは集合写真を撮るときの主役に合わせましょう。
結婚式であれば新婦に、送別会などであれば退職、転勤される方に合わせます。
主役がいない場合は、最も全体にピントが合いやすい場所に合わせましょう。
ピントは手前にボケやすく、奥にボケにくいという特性があります。
その比率は手前:奥側=1:2となります。
この点を踏まえて、ピントの位置を調節します。
1列、2列、3列の場合は最前列に、4列は前から2列目に合わせると良いでしょう。
笑顔の瞬間を狙う
集合写真を撮る場合は、笑顔の瞬間を狙いましょう。
はい、笑って~というように笑顔をリクエストしても良いですが、自然な笑顔にはなりにくいです。
そこで笑顔を引き出すコツをご紹介したいと思います。
まずは普通に撮る
まずは集合写真を普通に撮りましょう。
撮ったら、液晶画面で写真を確認します。
構図は良いか、ブレていないか、などを確認してください。
その際にたとえ被写体の表情が硬くても
「いいですね。いい感じに撮れています」
ということを伝えましょう。
○○のポーズをして、と声かけをする
次にポーズの指示を出しましょう。
野球大会の写真であれば、「バットを持っているポーズをして~!」
大会で1位になったのであれば、「指で1を作って~」
お茶が有名な地域で観光しているのであれば「お茶を飲んでいるポーズして~」
結婚式であれば、「ハートマークを作って~」
など、その場所や状況にあっているポーズをリクエストしましょう。
そうすることで、被写体の方に「あ、自由な感じでいいんだ」と思ってもらうことが出来ます。
その際にも「いい笑顔ですね」というような声掛けを忘れずに行いましょう。
なお、ポーズの指示は2回までとしましょう。
3回以上のポーズ指示を出すと、飽きられてしまうので、テンポよく次に進めてしまいましょう。
自由にポーズをして、と声かけをする
次に「自由にポーズをして」という指示を出しましょう。
被写体の方には「自由な感じでいいんだ」と思ってもらっているため、みなさん思い思いのポーズをやってくれます。
仲間内で相談する方もいますが、そういう場合は少し待ってあげましょう。
ポーズが決まったらシャッターを切って写真を撮りましょう。
ここで撮れる写真が最も良い笑顔になる場合が多いです。
最後に普通の1枚を抑える
最後に普通の1枚も抑えましょう。
自由にポーズをしてもらう写真よりは、やや笑顔が消えることもありますが、1枚目に撮影した写真よりはるかに良い写真が撮れます。
それでもダメな場合は小道具を使う
それでも笑顔がなかなか出ないな、と感じたら小道具を使いましょう。
オススメは100円均一で買えるクマの人形です。
「クマの人形に注目して少し和んでくださーい」
というように少し冗談っぽく指示を出しましょう。
これが意外と大人の方にもウケます。
ちょっと恥ずかしいかもしれませんが、無いよりはあった方が断然良い雰囲気を出せるのでオススメです。
当サイトではおすすめのカメラを特集しています。
カメラ女子の方はこちらの記事がおすすめです。
カメラ女子におすすめの可愛いミラーレス一眼カメラ人気ランキング
初心者におすすめのミラーレス一眼を紹介しています。
安い一眼レフカメラを特集しています。チェックしてみましょう。