自撮りができるカメラは世の中に色々と溢れていますが、実際はどのカメラが良いのでしょうか?
ネット上ではおすすめ〇選のように様々なカメラを紹介している記事がありますが、結局どれがいいの?という疑問がある方も多いと思います。
そこで、本記事では自撮りができるカメラについて写真版、動画版それぞれ1つのカメラを厳選しました。
目次
自撮りができるカメラを選ぶポイント。自撮り方法解説
自撮りができるカメラをご紹介する前に、自撮りができるカメラを選ぶポイントを解説したいと思います。自撮り方法などについても少し触れます。
液晶を見ながら撮影できるカメラを選ぶ
自撮りができるカメラを選ぶポイントとしては、液晶画面を見ながら撮れるカメラがおすすめです。
液晶画面が可動式のものを選びましょう。
液晶の種類は次の3つがあります。
- バリアングル液晶
- チルト液晶
- 固定式
このうちバリアングル液晶とチルト液晶は液晶画面が可動し液晶画面を見ながらの撮影が可能です。ただし一部メーカーによっては反対に液晶を向けることができないタイプのものもあるため注意しましょう。
軽いカメラを選ぶ。一眼レフは自撮りが困難
自撮りできるカメラを選ぶポイントは片手で持てるほどの軽いカメラを選ぶことです。
一眼レフのように重いカメラの場合は、片手で持つことが困難です。僕は一眼レフを所有していて、自撮りする際にも一眼レフを使用する場合があります。一眼レフ自体も重たいのですが、レンズも重く持っていると手がプルプルしてきますw
自撮りをする場合は、全重量で400g以下で、できれば300g以下の軽いカメラを選びましょう。
スマホに転送しやすいカメラがおすすめ
自撮りできるカメラを選ぶ場合は、スマホに転送しやすいものを選ぶことが大切です。
- Wi-Fiに対応している
- Bluetoothに対応している
基本的な上記のように無線対応しているタイプのカメラがおすすめです。
ただし、無線に対応していなくてもスマホに転送する方法は複数あります。他の方法で転送する場合はこちらの記事で詳しく解説しています。
⇒一眼レフからスマホに簡単に写真を転送する3つの方法【デジカメ・ミラーレスも解説】
広角が撮れるカメラを選ぶ
カメラを選ぶポイントとして広角が撮れるか?という点が重要です。基本的に風景と、自分という自撮りになると思いますので、なるべく広い範囲が撮れるかということが大切です。
動画は手振れ補正がしっかりしているものを選ぶ
動画で自撮りを撮る場合は、手振れ補正がしっかりと付いていることを確認しましょう。
自撮りする場合でも歩いたり走ったり、様々な状況が考えられますので、必ず手振れ補正が付いているものを選びましょう。
撮影の際にはセルフタイマーを使うのがおすすめ
これはちょっとした豆知識ですが、写真の撮影の際にはセルフタイマーを使うのがおすすめです。
セルフタイマー2秒くらいを設定してシャッターを切りましょう。
理由はシャッターを押す際にブレが発生するのを防ぐためです。
不安定な状態でボタンを押すので、ブレはどうしても発生しやすくなります。
セルフタイマー2秒であればシャッターを押した際のブレを抑えることができるため、是非活用しましょう。
自撮りができるおすすめのカメラ!厳選1台紹介
【自撮り特化ミラーレス】DC-GF10/GF90【盛れる】
DC-GF10/GF90は自撮りに特化したミラーレスカメラ
世の中にはたくさんのカメラがありますが、自撮りをするのに最適なのは、DC-GF10/GF90です。
DC-GF10/GF90は自撮りに特化したミラーレスカメラです。自撮りに特化しているため様々な機能が集約されています。
DC-GF10/GF90の自撮り機能について詳しく解説していきます。
モニターを見ながら、簡単に自分撮りができる
DC-GF10/GF90はチルト式タッチパネルを搭載しています。カメラのレンズ面を自分の方に向けても液晶画面が180度回転するため、角度やポーズを確認しながら写真を撮ることができます。
Wシャッターボタンが物凄く便利
通常のミラーレスカメラの場合は、通常のシャッターボタンを押す必要があります。つまり左手で持って左手でボタンを押すということです。左手で持って左のボタンを押すというのは結構大変です。
対して、DC-GF10/GF90では、自撮り時にWシャッターを利用することができます。
シャッターボタンは通常一つですが、自撮り時には右と左側にもシャッターボタンに対応します。
右手で持って、右側でシャッターを撮る、左手で持って左側のシャッターボタンを押すなどの場面に役立ちます。
美肌効果モード、フィルター、スリムモードで盛れる
DC-GF10/GF90は自分に合った最適な効果を使用することができます。
- 美肌効果モード
- フィルター効果
- 背景コントロール
- スリムモード
- シャッターモード
- セルフタイマー
中でも注目したいのが、美肌効果モードとスリムモードです。
美肌効果モードはお肌のシミなどを消して、滑らかにする効果があります。さらに肌の色を明るく表現することができるため、よりかわいく撮ることができます。
さらにスリムモードでは、全体的にスリムな印象に変身することが可能です。いずれも10段階で効果の度合いを調節することができるため、自然に盛ることができます。
ビューティレタッチ機能でメイクを整えられる
美肌モードやスリムモードを使ったけれど、もっと盛りたいという方にはビューティレタッチ機能がおすすめです。
ビューティレタッチ機能では撮影した後に肌の色やメイクを整えることが可能です。
- エステレタッチ
- ベースメイク
- メイクアップレタッチ
- スマイル
というった4つのレタッチ機能を使えることができます。顔の印象を華やかにしたり、ファンデーションの色を調節することが簡単にできるため、盛りたい女子に人気があります。
広角4Kセルフィ―で、より広い範囲を撮影可能
DC-GF10/GF90には他のミラーレスカメラにない機能として「広角4Kセルフィ―」という機能があります。
従来の4Kセルフィ―では風景が入りきらない場合がありました。しかし今回機能に改善が図られて、広角4Kセルフィ―ではより広角で撮影することができるようになりました。
広角レンズセットがある
DC-GF10/GF90のセットになっているレンズにLUMIX G VARIO 12-32mm/F3.5-5.6 ASPH.があります。
こちらのレンズは広角がウリのレンズです。自撮りするには最適なレンズであり安心して使用することが可能です。
さらにセットとして単焦点レンズも付属するため、旅行などでよりオシャレな写真を撮りたい場合にも対応できます。
本体重量270g、広角レンズ込みでも337gとかなり軽量
DC-GF10/GF90は本体重量が270gでなんと300gを切っています。広角レンズを付けても337gでかなりの軽量っぷりです。
僕は一眼レフを使用していますが、レンズ込みで重量が1.5kgくらいありますからめちゃくちゃ軽いカメラと言えるでしょう。
片手で持ってドンドン自撮りすることができるミラーレスカメラですので、買って後悔することはないかと思います。
デメリットはバッテリーのもち具合か。撮影可能枚数210枚
今までかなり褒めちぎってきたDC-GF10/GF90ですが、弱点もあります。
それはバッテリーのもち具合です。撮影可能枚数は210枚で少ないと思います。バッテリーのもちが悪いため、日帰り旅行程度で電池がなくなります。
長時間の撮影を考えている方は予め予備のバッテリーを持っておくと良いでしょう。
型番の表記について。安い方で買おう
DC-GF10/GF90はややこしいですが、DC-GF10とDC-GF90という二種類の型番があります。
しかし、これらはスペックや付属しているレンズなどを含めて全て同じです。流通や製造による過程で型番が分かれていると言われています。
しかし、それぞれが別々のページで販売されていることもあり、ネット通販によっては価格が異なる場合があります。
両方ともチェックして安い方で購入しましょう。
さて、次は動画撮影での自撮りに最適なカメラをご紹介します。
動画:DJI OSMO POCKET
ジンバル(回転台)による強力な手振れ補正
DJI OSMO POCKETはシンバル(回転台)による強力な手振れ補正が搭載されています。
- ジンバルによる手振れ補正
- 電子式手振れ補正
- 光学式手振れ補正
手振れ補正には上記の3種類があります。この中でもジンバルによる手振れ補正は最も効果が高く、歩いたり走ったりした程度では手振れはほぼ気にならないレベルになります。
動画撮影で自撮りをする場合は、手振れ補正の有無が重要になります。最上位の手振れ補正を搭載しているためブレを気にする必要がないカメラです。
4K60FPSの超高画質動画
一般的なミラーレスなどでは4K30FPSにまでしか対応していない製品がほとんどです。
DJI OSMO POCKETの肝心の動画性能については4K60FPSに対応しておりかなり高性能です。
4Kの超高繊細な映像をスムーズに録画することができるため画質でがっかりすることはないと思います。
手持ち部分に液晶がある
DJI OSMO POCKETのすごいところは、手持ち部分にタッチパネル液晶があるという点です。
手持ち部分を見ながら自撮りをすれば思い通りの写真を撮ることが可能なためかなり便利です。
フェイストラッキングが超優秀!
DJI OSMO POCKETの自撮り撮影時にはフェイストラッキング機能が非常に強力です。フェイストラッキング機能は人間の顔を自動的に追いかける機能です。
自分の顔をトラッキング設定することができるため、撮影時にカメラの向きを一切気にする必要がなくなります。
美白効果のモードあり
DJI OSMO POCKETには美白効果モードもあります。美白効果モードは動画では対応していませんが、写真撮影時には写真を盛ることができます。
写真撮影をする際には美白効果モードで盛りましょう。
スマホカメラアプリ
これまで自撮り用のカメラについて解説してきましたが、予算的に厳しい、という方はスマホカメラのアプリをアップグレードすることも検討してみましょう。
スマホカメラアプリによってはかなり盛れるものもあるためチェックしてみてください。
SNOWビューティ効果
言わずと知れたSNOWですが、ビューティ効果もありかなり使えるアプリです。
SNOWビューティではかなりの種類の補正効果があります。たとえば顔の輪郭を変える方法は次のような種類があります。
- スリム
- シャープ
- 長さ
- あご
- 頬
- エラ
- おでこ
- ほうれい線
輪郭を変えるだけで、上記のような種類があり、他にも目を大きくしたり、キラキラの目にしたり、メイクを変更したりなどとにかくできることが多いのが特徴です。
さらに、スタンプを使用する、フィルター効果を使えるなど詳細に設定できます。
盛りたい場所を細かく指定して、丁寧に仕上げたい方におすすめです。
moru
moruは自撮りに特化したスマホアプリです。
- 顔を明るくする
- 目を大きくする
- 小顔にする
- 目をキラキラさせる
といった効果を使うことができます。
ただし、SNOWビューティと比較するとできることが少ないのがデメリットです。
細かい設定が嫌いでシンプルに使いたい方に向いています。
⇒android
スマホカメラのデメリットは画質
スマホカメラのデメリットはやはり画質かと思います。近年のスマホの画質は素晴らしいですが、まだまだ専用のカメラと比較すると劣ります。
自撮りで自分を盛るだけでしたらスマホで十分ですが、旅行などの旅先で自分を盛りつつ綺麗な風景を撮るという場面では専用のカメラがおすすめです。