キャノンのおすすめレンズ

キャノンのおすすめのポートレートレンズ5選

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ポートレートでは人物を強調し、無駄な被写体を極力排除する目的で背景をぼかして撮影するのが主流です。そのため、ポートレート撮影では単焦点レンズを好んで使用する人が大多数です。

今回は、キャノンのポートレート向きのおすすめのレンズを紹介していきます。

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キャノンのオススメのポートレートレンズ5選

キャノンのポートレートレンズのおすすめは単焦点レンズです。ズームレンズを使う方もいますが、ほとんどが単焦点レンズで同様に対応することができます。ポートレートでは50mm、85mmが多く使われますが個人的には50mmでは写真に歪みが発生しやすいということや、ボケの量が少ないためあまり好んで使うことはないです。

個人的には85mm~135mmくらいの焦点距離が最も使いやすいと考えています。135mmは焦点距離としてはマイナーですが、圧縮効果を活かして印象的な写真を撮ることができるのでおすすめです。ということで、実際にどのレンズがおすすめなのか、レンズの長所、短所なども踏まえながら紹介していきます。

EF135mm F2L USM

圧縮効果を活かした圧倒的なボケ感

【スペック】

画角(水平・垂直・対角線) 15°・10°・18°
レンズ構成 8群 10枚
絞り羽根枚数 8枚
最小絞り 32
最短撮影距離 0.9m
最大撮影倍率 0.19倍
フィルター径 72mm
最大径×長さ φ82.5mm×112mm
質量 750g

【長所】

・135mmという特殊性

ポートレートとして135mmは実に絶妙な距離感です。言い方は悪いですが、中途半端な焦点距離ともいわれています。しかし、135mmの焦点距離の単焦点レンズを持っている人はまだまだ少なくて人とは違うポートレート写真を撮ることができます。

まず、85mmはポートレート写真の王道ともいわれてどうしても他のカメラマンと同じような写真になりがちです。また、200mmの焦点距離では被写体との距離が遠すぎて、被写体の方とのコミュニケーションがとりづらいという欠点があります。

そういう考え方をすれば135mmの焦点距離はとても面白い写真が撮れる可能性があります。

・画質、ボケ感は流石Lレンズ

解像度は非常に高く開放からとてもシャープです。F2での撮影のボケの量はすごいですね。200mmF2.8や50mmF1.4などとは比にならないくらいボケてくれます。

【短所】

・性能面でシグマに負ける

解像度においては前に紹介したシグマのARTシリーズに負けてしまいます。またシグマのART135mmF1.8には明るさや解像度においても少し劣ってしまっています。しかし個人的にはLレンズの柔らかいボケ感が好きで私はEF135mm F2L USMを所持しています。

・室内撮影には向いていない

室内での撮影は焦点距離が長すぎるため向いていません。

管理人も所持しています。実際にレビューしてみました。

EF135mm F2L USMのレビュー

 

EF85mm F1.8 USM

コストパフォーマンス優先レンズ

【スペック】

画角(水平・垂直・対角線) 24°・16°・28°30'
レンズ構成 7群 9枚
絞り羽根枚数 8枚
最小絞り 22
最短撮影距離 0.85m
最大撮影倍率 0.13倍
フィルター径 58mm
最大径×長さ φ75mm×71.5mm
質量 425g

【長所】

・コスパがいい

このレンズのおすすめポイントはコストパフォーマンスがいいことです。定価は61,500円という価格設定で、中古価格はさらにやすくなっています。今回紹介するポートレート用のレンズの中では最も低価格で初心者から上級者までおすすめできるレンズです。

・軽い

今回紹介するおすすめのポートレートレンズの中では最も軽く小さいレンズです。遠方でも気軽に持ち運ぶことができます。かさばることもないため、ちょっとした撮影にも便利です。

・価格の割にボケる

安いですが性能は十分です。背景ボケは85mmという焦点距離に加えF1.8という明るさを実現しています。背景ボケは滑らかで自然なボケです。

・価格の割に画質は良い

価格の割に画質は良いです。開放でも中央付近の解像度も高く周辺部分も比較的解像度は高いです。開放での周辺減光はありますが、他のレンズと比較して少なめです。

【短所】

・画質は最新のレンズに劣る

画質については後で紹介する最新のシグマのレンズには劣ってしまいます。

EF85mm F1.2L II USM

キャノンのポートレートレンズの最高峰

【スペック】

画角(水平・垂直・対角線) 24°・16°・28°30'
レンズ構成 7群 8枚
絞り羽根枚数 8枚
最小絞り 16
最短撮影距離 0.95m
最大撮影倍率 0.11倍
フィルター径 72mm
最大径×長さ φ91.5mm×84mm
質量 1025g

【長所】

・開放F1.2の圧倒的なボケの量

ボケ感についてはもはや最強の部類のレンズです。他のレンズでは引き出せない圧倒的な背景ボケは見る人を魅了します。究極のボケ感が魅力のレンズです。

管理人は未所持ですが是非欲しいレンズの一つです。

・F1.2の割に軽量

85mmF1.2というスペックだけを見れば2kgは近いレンズをイメージするかもしれませんが、このレンズは1025gに抑えられています。F1.2という究極のスペックを実現している割には軽量で扱いやすいレンズです。

・画質、ボケ感は良好

開放での周辺減光はやや大きいですが、画質については定評があります。周辺部分の解像力はやや低いですが、中央部分の解像力は開放から高く素晴らしいです。

【短所】

・高価

究極のボケ感を引き出せるレンズですが、お値段も究極です。定価は235,000円です。

ART 85mm F1.4 DG HSM

シグマ究極のポートレートレンズ

【スペック】

レンズ構成枚数 12群14枚
画角(35mm判) 28.6°
絞り羽根枚数 9枚 (円形絞り)
最小絞り F16
最短撮影距離 85cm
最大撮影倍率 1:8.5
フィルターサイズ φ86㎜
最大径 × 長さ Φ94.7mm × 126.2mm
質量 1,130g

【長所】

・超高解像度

シグマの公式サイトで、『究極のポートレート用レンズ』とアナウンスされている通り、圧倒的な解像度を誇るレンズです。開放から極めてシャープで他のレンズを圧倒します。

5000万画素以上の超高解像度デジタル一眼の性能をフルに引き出すことができるレンズだと言われています。

かつて、シグマは純正品の廉価版を作るというイメージのメーカーでありましたが、近年このレンズを含むARTシリーズの単焦点レンズを立て続けに発表し、そうした悪いイメージを一掃しました。シグマのズームレンズについてはまだまだ改善の余地がありますが、ARTシリーズの単焦点レンズは非常に素晴らしい出来です。

【短所】

・重い

シグマのART 85mm F1.4 DG HSMはとても重たいことで有名です。重さは1,130gもありキャノンのEF85mmF1.2の1025gを上回っています。F値はシグマの方が性能的には下であるのに重さはシグマの方が重いという状況です。

・少し高いか

このレンズの定価は、160,000円です。これを高いとみるか安いとみるかは人によりますが、私は少し高いなと感じます。人気も高く中古価格も比較的高い値段で推移し続けています。

EF85mm F1.4L IS USM

【スペック】

画角(水平・垂直・対角線) 24°・16°・28°30'
レンズ構成 10群14枚
絞り羽根枚数 9枚(円形絞り)
最小絞り 22
最短撮影距離 0.85m
最大撮影倍率 0.12倍
フィルター径 77mm
最大径×長さ φ88.6mm×105.4mm
質量 約950g
手ブレ補正効果 4.0段分

【長所】

・強力な4段分の手振れ補正効果

焦点距離85mmという中望遠待望の手振れ補正を搭載したポートレート用のレンズです。強力な手振れ補正が付いたことで今まで表現することができなかった写真を撮ることができるようになりました。

・オートフォーカスが高速

EF85mm F1.2L II USMと比較してオートフォーカスがかなり高速になっています。ストレスなくフォーカスすることができます。

・繊細な描写力

キャノンのレンズは全体的に柔らかい描写のレンズが多いのですが、EF85mm F1.4L IS USMは解像度が高くシャキッとした描写が特徴です。EF85mm F1.2L II USMよりもART 85mm F1.4 DG HSMに近い印象です。

【短所】

・解像力ではシグマに僅かに劣る

ART 85mm F1.4 DG HSMと比較すると解像力で少し劣っています。ただこれは見比べてもほとんど分からないほどの僅差です。

管理人の主観では、EF85mm F1.4L IS USM手振れ補正しているためトータル的にみてEF85mm F1.4L IS USMの方が優れていると思います。

・価格が高い

EF85mm F1.4L IS USMの価格は定価で20万円です。Lレンズとは言え価格が高すぎるような気もします。ISに拘りがなければシグマART 85mm F1.4 DG HSMも視野に入れた方が良さそうです。

ART 135mm F1.8 DG HSM

【スペック】

レンズ構成枚数 10群13枚
画角(35mm判) 18.2°
絞り羽根枚数 9枚 (円形絞り)
最小絞り F16
最短撮影距離 87.5cm
最大撮影倍率 1:5
フィルターサイズ φ82㎜
最大径 × 長さ φ91.4mm × 114.9mm
質量 1,130g

【長所】

・135mmとしては最高峰の解像度

135mmの単焦点レンズとしては最高峰の解像度を誇るレンズです。ART 85mm F1.4 DG HSMのあとに発売されたシグマのART単焦点レンズですが、画質についてART 85mm F1.4 DG HSMをさらに上回っている評されるレンズです。シグマの本気や意気込みがこのレンズからは感じ取れます。開放から極めてシャープでボケも美しいレンズです。

・開放F1.8

キャノンのEF135mm F2L USMとの最大の違いは開放F値が1.8であることです。1/3段分明るいためキャノンよりも暗い場面で有利です。ボケの量については比較しても判別が難しいくらい僅差ですがシグマの方が上回っています。

【短所】

・重い

短所は重いという一点です。シグマの単焦点レンズは軽量性を捨てて性能を最大化させていますね。個人的には軽快に撮影したいタイプですので、キャノンのレンズを選びましたが、スペックや解像度を重視する場合はART 135mm F1.8 DG HSMの方がいいでしょう。

(おまけ)オススメのボディは?

少し話はずれますが、ポートレートでのオススメのボディは?と聞かれたら、私はCanonの5Dシリーズと答えます。

5Dシリーズをおすすめする理由は次の3点です。

・センサーサイズがフルサイズ

ポートレート撮影においては背景などの余計な物が写り込まないように工夫しなければなりません。そのためポートレートにおいて背景ボケの大きさというのはとても重要です。

デジタル一眼(ミラーレス含む)のセンサーサイズはフォーサーズ、APS-C、フルサイズが主流です。その中でもフルサイズのセンサーを積んだデジタル一眼は背景ボケを作ることがとても得意です。

5Dシリーズはフルサイズのセンサーを積んでいるため安価なデジタル一眼より大きなボケを作ることができます。

 

・歴史が深く型落ちが安い

5Dは、キヤノンが2005年8月22日に発表したデジタル一眼レフカメラで5DMark2、5DMark3、5DMark4などが後続機として発売されています。デジタル一眼はレンズなどと比べて更新頻度が早く型落ちはどんどんと安くなっていきます。初代の5Dは流石に性能面で引けをとりますが、5DMark2以降であればポートレート撮影においては、十分な性能を持っています。お買い得な中古品がないか探してみるといいでしょう。

もちろん最新の機種を長く使うのもいいですが、その分レンズを買い足したり、本体の値段が下がったら買い替えたりした方がかえってお得になる場合もあります。

 

・EF85mmF1.8との組み合わせがコスパ最強すぎる

この記事でも紹介しましたが、EF85mmF1.8は非常にコスパがよく写りも値段の割にかなりいいです。5Dシリーズと組み合わせて中古で頑張って10万円以下で抑えることも十分可能です。

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