ポートレートレンズとして人気が高いEF135mm F2L USMを購入してみました。発売から20年以上経っているレンズですが、根強い人気があるレンズです。気になっている人も多いと思いますので、レビューしていきたいと思います。
目次
EF135mm F2L USMを購入した!レビューするよ!
EF135mm F2L USMはCanonのL単焦点レンズで非常に高価なレンズです。地道に貯金を重ねて以前からずっと欲しかった、EF135mm F2L USMをついに購入しました。購入しての感想やレビューなどを綴っていきます。
【EF135mmF2LUSMのスペック確認】
画角(水平・垂直・対角線) | 15°・10°・18° |
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レンズ構成 | 8群 10枚 |
絞り羽根枚数 | 8枚 |
最小絞り | 32 |
最短撮影距離 | 0.9m |
最大撮影倍率 | 0.19倍 |
フィルター径 | 72mm |
最大径×長さ | φ82.5mm×112mm |
質量 | 約750g |
EF135mm F2L USMの発売日は1996年4月
EF135mm F2L USMの発売日は1996年の4月です。既に発売から20年が経過していますが、未だに根強い人気があるレンズですね。プロの使用率も高いです。
EF135mm F2L USMを使った感想。レビュー
野外のポートレート向き
EF135mm F2L USMは野外のポートレート向きのレンズだと感じました。室内ですと、焦点距離が長すぎてかなり使いづらいです。使用用途はかなり限られてくると思います。
野外であれば比較的自由に場所どりしやすいですから比較的扱いやすいレンズになります。ポートレートレンズでは85mmを使う方が多いかと思いますが、85mmと比較すると圧縮効果が出て一味違う写真になりますね。
手振れ補正無しが厄介
EF135mm F2L USMには手振れ補正は搭載されていません。シャッタースピード1/60では、ほぼ手振れが発生してしまいます。1/125でも気をつけて撮らないと手振れで解像度が落ちてしまいますね。できれば1/250は確保したいです。
ただ、暗いシーンでは開放でも手振れしやすくやむなくISO感度を上げるという場面に多々遭遇しました。焦点距離が135mmで手振れ補正が搭載されていないというのは今の時代厳しいのではないでしょうか?
画質は良い
流石L単焦点レンズです。画質はとてもお気に入りです。解像度も高いのですが、それよりも柔らかくて優しい雰囲気を出せるレンズだと感じています。
ボケが最強すぎる
EF135mm F2L USMのボケはかなり強力ですね。EF85mmF1.8や人気のEF50mmF1.8などと比較しても圧倒的なボケを引き出してくれます。体感としては85mmF1.4と同等くらいのボケですね。
ボケの具合も美しくて優しい雰囲気でお気に入りです。あまりにもボケが美しいためEF135mm F2L USMを使うときはほとんど開放で撮っています。
AF性能はかなり良い
AF性能はかなり良いですね。僕はEF17-40mmF4、EF70-200mm IS F2.8L、EF50mmF1.4などを持っていますが、AFはEF135mm F2L USMが最速だと思います。一瞬でピントが合うためストレスはほとんどありません。
EF135mm F2L USMの外観レビュー
EF135mm F2L USMの外観の確認です。焦点距離やF値から考えるとコンパクト&軽量ですが、実際にみてみると存在感があります。
真上から撮影してみました。本体は5DMark3ですが、サイズ感はちょうどいいくらいです。
フードを外してみました。フードを外すとかなりコンパクトになります。軽快に撮影したいときはフードを外して撮影してもよさそうですね。
実際に手に持ってみました。重量は性能面からしたら軽量です。軽快に持ち運んで撮影できそうですね。
【作例】EF135mm F2L USMでスナップ撮ってみた
作例というのもおこがましいですが、先日京都を散歩する機会がありましたので、そのときに撮影した写真を載せていきたいと思います。
私の腕が足りずEF135mm F2L USMの性能をまだまだ引きだせていないですが、参考になれば幸いです。
EF135mm F2L USMで撮ったカエデです。周辺減光が多く見えますがライトルームで編集したためです。
とある神社で撮影した写真です。水が落ちる瞬間を狙って撮影しました。
京都へ散策した際には紅葉を見ることができました。紅葉には少し早い時期だったためか、緑の葉も混ざり気味ですね。
EF135mmF2LUSMは焦点距離が長く前ボケといったテクニックはとても使いやすくていいですね。
EF135mm F2L USMでフクロウを撮影してみました。これは野生のフクロウではなく室内のフクロウです。室内の照明環境が悪く自然光とオレンジ光のミックスだったためフクロウに若干のオレンジが残ってしまっています。
EF135mm F2L USMのスナップの使い勝手は?
EF135mm F2L USMのスナップの使い勝手は・・・ぶっちゃけ悪いです!!w
135mmという焦点距離がクセがあるため扱うにはなかなか難しいレンズと言えます。どちらかというと人を選ぶレンズだと思います。
使い勝手は50mmの方が断然良いですね。玄人向きのレンズと言えますね。
しかし、写真が下手な人でも好んで135mmでスナップを撮る人もいます。・・・はい・・・僕ですw
50mmとは一味違う写真が撮れるのでめちゃくちゃ楽しいレンズと言えます。
EF135mm F2L USMのポートレート・コスプレ撮影の使い勝手は?
EF135mm F2L USMのポートレートの使い勝手は良いです。特に野外での撮影は相性が良く、高品質な写真を撮ることができます。
野外でのポートレートやコスプレ撮影ではイチオシのレンズです。
逆に室内の撮影では使い物になりません。135mmのため、かなり離れて撮る必要があります。室内では素直に50mmや85mmを使いましょう。
SONY α7やα9にEF135mm F2L USMはどう?
SONYのα7シリーズやα9シリーズにEF135mm F2L USMの相性ってどうなのでしょうか?
個人的には予算があるならSONY純正がおすすめです。設計が新しいですし、純正の安心感があります。
ただ、コスト面で厳しい方でしたら、EF135mm F2L USMは中古で安く入手できるのでおすすめできます。解像度も非常に優れていますので、α7やα9でも十分な性能を引き出せます。
EF135mm F2L USMは動画でもレビューをしています
EF135mm F2L USMの良い点、悪い点をバッサリ切っているレビュー動画です。
オートフォーカスの速度なども実際に確認できる動画ですので、チェックしてみてください。
EF135mm F2L USM意外にも色々なレンズをレビューしているのでチェックしてみてください!
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