Canonのフルサイズ一眼買っちゃった!だけどレンズはどれを買えばいいの・・・?と迷っていませんか?
今回はCanonのレンズ紹介、特にフルサイズ一眼に的を絞って紹介していきます。管理人も喉から手が出るほど欲しいレンズばかりですw
それでは早速チェックしてみましょう!
目次
Canonのフルサイズ用おすすめレンズまとめ!
Art 24-105mm F4 DG OS HSM
【スペック】
レンズ構成枚数 | 14群19枚 |
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画角 (35mm判) | 84.1°-23.3° |
絞り羽根枚数 | 9枚 (円形絞り) |
最小絞り | F22 |
最短撮影距離 | 45cm |
最大撮影倍率 | 1:4.6 |
フィルターサイズ | φ82㎜ |
最大径 × 長さ | φ88.6mm x 109.4mm |
質量 | 885g |
【管理人コメント】
・シグマARTの高解像力。Canon純正は画質悪のため注意が必要。
同様の標準ズームレンズにはCanon純正のLレンズであるEF24-105mm F4L IS II USMがあるのですが、解像力が旧型のEF24-105mm F4L IS I USMよりも低いため、良いレンズではありません。
参考:EF24-105mm F4L IS II USM review
同様の焦点距離の24-105mmでベストなのはシグマのART 24-105mm F4 DG OS HSMです。解像力は純正を大きく上回りズーム全域で良好な画質を実現しています。シャープで繊細な写真です。シグマらしいレンズと言えるでしょう。
・重量が欠点
重量は885gほどあり純正よりも約100g重いのが欠点と言えます。しかし、フルサイズに適した標準ズームレンズの画質を提供しているため100gの重さの差は気にならないでしょう。
・価格は純正よりも安い
価格は純正のLレンズよりも安く購入することができます。純正よりも画質が良くて価格が安い良いレンズですね。
EF16-35mm F4L IS USM
【スペック】
画角(水平・垂直・対角線) | 98°〜54°・74°10'〜38°・108°10'〜63° |
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レンズ構成 | 12群16枚 |
絞り羽根枚数 | 9枚 |
最小絞り | 22 |
最短撮影距離 | 0.28m |
最大撮影倍率 | 0.23倍 |
フィルター径 | 77mm |
最大径×長さ | φ82.6mm×112.8mm |
質量 | 約615g |
手ブレ補正効果 | 4.0段分※(CIPAガイドライン準拠) |
【管理人コメント】
・フルサイズ用超広角の定番レンズ。風景や室内に最適
EF16-35mm F4L IS USMはフルサイズ用の超広角レンズとしては定番のレンズです。標準ズームレンズは焦点距離24mmからですが、EF16-35mm F4L IS USMは焦点距離16mmから撮影可能です。
標準の24mm広角でも十分と言えば十分ですが、16mmの超広角は別格です。人間の視野よりも広く撮影することができますので、初めてファインダーを覗き込んだときは驚くでしょう。
広大な風景を撮影する場合や、室内でパースを利かせた写真を撮ることができるため撮影の幅は大きく広がるでしょう。おすすめです。
・手振れ補正付き
EF16-35mm F4L IS USMは4段分の手振れ補正機能が付いています。
当レンズに似ている製品にEF16-35mm F2.8L III USMやEF17-40mm F4L USMがありますが、手振れ補正が付いているのは当レンズのみです。
少し暗い場所や光が足りない場所でも比較的安心して撮影することができます。
・防塵防滴
EF16-35mm F4L IS USMはLレンズで、防塵防滴機能が付いています。多少の雨風ではビクともしません。登山などの過酷なシーンでの撮影にも対応できます。
・価格が安い
EF16-35mm F4L IS USMは価格が比較的安価に入手できるのが特徴です。超広角の画角と強力な手振れ補正が付いてこの価格なら買いではないでしょうか。
当サイトでは他の超広角レンズも紹介しています。
EF24-70mm F2.8L II USM
【スペック】
画角(水平・垂直・対角線) | 74°〜29°・53°〜19°30'・84°〜34° |
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レンズ構成 | 13群18枚 |
絞り羽根枚数 | 9枚 |
最小絞り | 22 |
最短撮影距離 | 0.38m |
最大撮影倍率 | 0.21倍(70mm時) |
フィルター径 | 82mm |
最大径×長さ | φ88.5mm×113.0mm |
質量 | 約805g |
【管理人コメント】
・最強のF2.8対応標準ズームレンズ。
Canonのフルサイズ用標準ズームレンズとしては最強の一本です。解像力は非常に高く全域で高画質を実現しています。
開放から高画質ですが、F4程度に絞るとさらに解像度が増します。最高画質に達するのがF5.6で風景を撮影する場合はF5.6~F8前後を使用すると良いでしょう。
・オートフォーカスが速い
EF24-70mm F2.8L II USMはオートフォーカスが極めて速いレンズです。高速オートフォーカスで一瞬のシャッターチャンスにも対応することができます。
・防塵防滴
EF24-70mm F2.8L II USMは防塵防滴仕様です。安心感がありますね。
・重量はF2.8を考慮すると軽い
F2.8という明るさを実現しているレンズとしては軽量な部類に入ります。重量は805gで普段使う分には少し重いかもしれませんが、それを上回る画質、使い勝手の良さがあります。
Canon 標準ズームレンズ EF24-70mm F2.8L II USM フルサイズ対応
EF85mm F1.4L IS USM
【スペック】
画角(水平・垂直・対角線) | 24°・16°・28°30' |
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レンズ構成 | 10群14枚 |
絞り羽根枚数 | 9枚(円形絞り) |
最小絞り | 22 |
最短撮影距離 | 0.85m |
最大撮影倍率 | 0.12倍 |
フィルター径 | 77mm |
最大径×長さ | φ88.6mm×105.4mm |
質量 | 約950g |
手ブレ補正効果 | 4.0段分※(CIPAガイドライン準拠) |
【スペック】
・クリアな画質を実現
EF85mm F1.4L IS USMはクリアな画質を実現した究極のポートレートレンズです。CanonのEF85mm F1.2L USMと比較しても全域で解像力が高く目が覚めるような写真を撮ることができます。
最新の技術を惜しみなく光学系につぎ込んでいますね。
・手振れ補正搭載
ポートレート用レンズの85mmは、中望遠に該当するため手振れが気になることが多くありました。EF85mm F1.4L IS USMはCanonとしては初めて85mmに約4段分の手振れ補正が搭載されています。
室内や暗い場面での撮影に威力を発揮するでしょう。
・高繊細、高速オートフォーカス
EF85mm F1.2L USMではオートフォーカスの遅さが弱点でしたが、EF85mm F1.4L IS USMはオートフォーカスの面ではかなり改善し高速化されています。精度も高く正確、高速でオートフォーカスでストレスと感じることはありません。
当サイトではポートレート用レンズについて詳しく解説しています。
EF50mm F1.8 STM
【スペック】
画角(水平・垂直・対角線) | 40°・27°・46° |
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レンズ構成 | 5群 6枚 |
絞り羽根枚数 | 7枚 |
最小絞り | 22 |
最短撮影距離 | 0.35m |
最大撮影倍率 | 0.21倍 |
フィルター径 | 49mm |
最大径×長さ | φ69.2mm×39.3mm |
質量 | 約160g |
【管理人コメント】
・とりあえず持っておきたいレンズ。低価格が魅力。
EF50mm F1.8 STMは価格が非常に安く入手しやすいレンズです。定価は19,500円(税別)で初心者の人でも購入できます。
・画質は良い
EF50mm F1.8 STMの画質は良いです。F8にまで絞るとかなり改善し画質は良くなります。
開放ではややぼんやりとした写真になることがありますので、ふわふわ系の柔らかい写真を撮る場合にはおすすめです。
ただ、価格の割に良いという意味でありここで紹介している他のレンズと比較すると画質は劣ります。
・オートフォーカスが弱点
EF50mm F1.8 STMはUSMではなく廉価版のSTMを搭載しています。オートフォーカスの音は大きく、そして遅いです。USMに慣れているとSTMのトロさには少しイラつくことがあります。
ただ、これも価格を踏まえれば十分許容範囲に入るのではないかと考えています。レトロな雰囲気を残しつつ光学性能を高めたレンズと言えるでしょう。
Canon 単焦点レンズ EF50mm F1.8 STM フルサイズ対応 EF5018STM
当サイトでは単焦点レンズについてもっと詳しく紹介しています。
EF70-300mm F4-5.6 IS II USM
【スペック】
画角(水平・垂直・対角線) | 29°~6°50'・19°30'~4°35'・34°~8°15' |
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レンズ構成 | 12群17枚 |
絞り羽根枚数 | 9枚 |
最小絞り | 32~45 |
最短撮影距離 | 1.2m |
最大撮影倍率 | 0.25倍(300mm時) |
フィルター径 | 67mm |
最大径×長さ | φ80mm×145.5mm |
質量 | 約710g |
手ブレ補正効果 | 4.0段分※(CIPAガイドライン準拠) |
【管理人コメント】
・中級レンズの割に画質は良い
EF70-300mm F4-5.6 IS II USMはLレンズと比較して安価で入手でき、キットレンズよりも高価なレンズです。Canonの望遠レンズの中でも中級機として位置づけられています。
中級機の割に画質は非常に良く上位のLレンズにも匹敵すると言われています。実際はLレンズと比較すると画質面では僅かに劣ります。が、厳密に比較してみないと分からない程度の差です。
キットレンズと比較すると画質は比較にならないほど良いです。シャープで高画質、逆光にも強くおすすめできるレンズです。
・オートフォーカス性能はLレンズを凌駕
EF70-300mm F4-5.6 IS II USMのオートフォーカスは閃光のように速く、静かです。私もLレンズと比較してみたのですが、Lレンズのオートフォーカスよりも速くそして驚異的に静かです。
高速オートフォーカスのため運動会やメジロの撮影には最適です。
音は室内のように静かな場所で聞き取ることができるくらい小さいため静けさが求められるシーンでも安心して撮影できます。音が静かなため結婚式のチャペルやピアノの発表会など活躍の場は多くありそうです。
・価格が安くバランスが良い。
価格はLレンズと比べるとお手頃に抑えられています。高画質でオートフォーカス性能が抜群でこの価格ならお買い得ですね。
→EF70-300mm F4-5.6 IS II USMの購入レビュー!
EF70-200mm F2.8L IS II USM
【スペック】
画角(水平・垂直・対角線) | 29°〜10°・19°30'〜7°・34°〜12° |
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レンズ構成 | 19群23枚 |
絞り羽根枚数 | 8枚(円形絞り) |
最小絞り | 32 |
最短撮影距離 | 1.2m |
最大撮影倍率 | 0.21倍(200mm時) |
フィルター径 | 77mm |
最大径×長さ | φ88.8mm×199mm |
質量 | 約1,490g |
手ブレ補正効果 | 約4.0段分※ |
【スペック】
・手振れ補正が強力
手振れ補正効果は約4段分となっていますが、ニコンやシグマと比較して手振れ補正の効果が高いです。実際に4段分以上の性能があるのではないか、と言われています。多少暗いシーンでも安心して撮影することができます。
・高画質
EF70-200mm F2.8L IS II USMは70mm~200mm全域で画質が良くシャープです。解像度は全域でほとんど変化がなく高画質を実現しています。厳密には望遠側で僅かに画質が落ちますが、ほとんど差がないのが実際のところです。
x1.4のテレコンを付ければ旧型のレンズでは画質は落ちていたのですが、EF70-200mm F2.8L IS II USMは高画質を保っています。テレコン装着時フルサイズでは周辺解像度がやや落ちますが、十分実用的かつ高画質です。
旧型からの画質の向上は著しく、画質に拘るのであればEF70-200mm F2.8L IS II USMがベストバイでしょう。
・超高速オートフォーカス
オートフォーカスはかなり速く瞬間的にフォーカスが合います。ストレスを感じることはほとんどありません。
・重量に問題あり
必要な機能を最高性能でつぎ込んだ贅沢なレンズですから重量は必然的に重たくなります。重量は1490gほどありかなり重たい部類のレンズです。気軽に撮る人には向いていませんが、ガチで撮る人は是非持っていたいレンズです。
・価格が高い
EF70-200mm F2.8L IS II USMの弱点はその価格の高さです。定価はなんと300,000円で初心者の人は戸惑う値段です。ガチ勢向きの究極のレンズです。
なお、旧型は安く買えたりもします。僕は旧型を買ってみたのでチェックしてみてください。
→EF70-200mm F2.8L IS USMを購入してみたのでレビューする
EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM
【スペック】
画角(水平・垂直・対角線) | 20°~5°10’・14°~3°30’・24°~6°10’ |
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レンズ構成 | 16群21枚 |
絞り羽根枚数 | 9枚 |
最小絞り | 32-40 |
最短撮影距離 | 0.98m |
最大撮影倍率 | 0.31倍(400mm時) |
フィルター径 | 77mm |
最大径×長さ | φ94×193 |
質量 | 約1,570g |
手ブレ補正効果 | 4.0段分※(CIPAガイドライン準拠) |
【スペック】
・16年ぶりのリニューアルで高画質化
EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMの旧型は多くのカメラユーザーを惹きつけた良いレンズでしたが、最新のデジタル一眼カメラには不釣り合いな画質でした。旧型は特に望遠側の画質が悪く絞って使用するしかありませんでした。
そこでCanonは100-400mmを最新のデジタル一眼でも対応できるように大幅にリニューアルを行いました。EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMは100~400mmまで全域で高画質化を実現しています。
・強力な手振れ補正
400mmという超望遠域では手振れがかなり影響を与えます。手持ちで撮影するのであれば、最低でも1/400秒は確保しなければ手振れが目立ち始めて解像度が低下してしまいます。
EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMには強力な手振れ補正が搭載されています。光量が足りないシーンでも安心して撮影することができます。
・オートフォーカスは非常に速くフルタイムマニュアル撮影に対応
オートフォーカスの速度は非常に速いほか、フルタイムマニュアル撮影にも対応しています。
・重量が重い
もはやL白レンズですので、重量はあきらめた方がよいでしょう。1570gあります。画質に拘りがあるプロやハイアマチュアの方向きのレンズです。
・価格が高い
EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMは旧型と比較しても価格が高く設定されています。定価は300,000円です。
RF35mm F1.8 MACRO IS STM
【スペック】
レンズ構成枚数 | 9群11枚 |
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画角 (35mm判) | 54° ・ 38° ・ 63° |
絞り羽根枚数 | 9枚 (円形絞り) |
最小絞り | F22 |
最短撮影距離 | 0.17m |
最大撮影倍率 | 0.5倍 |
フィルターサイズ | 52mm |
最大径 × 長さ | φ74.4×62.8mm |
質量 | 305g |
【管理人コメント】
フルサイズミラーレス専門のRFレンズ
RF35mm F1.8 MACRO IS STMはフルサイズミラーレス一眼専門のRFレンズです。
本レンズはフルサイズ一眼レフには装着することができないため注意が必要です。
305gの軽量&マクロで使い勝手が抜群
RF35mm F1.8 MACRO IS STMは305gという重量とハーフマクロ機能で圧倒的な使いやすさがウリです。RFレンズの中でも人気が高くキヤノンのフルサイズミラーレス一眼を手に入れたら、まず装着したいレンズです。
なお、フルサイズミラーレス一眼のおすすめのレンズについてはこちらの記事で紹介しています。
当サイトでは望遠レンズについても解説しています。
キヤノンの大三元レンズについても解説しています。
一眼レフやミラーレスででマニュアル撮影はできていますか?マニュアル撮影の入門記事も読んでみましょう。